2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

聞いた話なのだが、

小学校では、GWの谷間、つまり、明日(5/1)、明後日(5/2)に遠足をやるところが多いらしい。でも、どうしてだろう?もしかして、この時期、家族旅行とか学校を休む子どもが多いので、通常授業だと差し障りが出るからだったりして(あ、確たる証拠がある…

「感動した」って言うのなら

「こうして、日本の民主政治は、選挙権という点に関しては、どこの外国に比べても劣らないほどに、国民の間に広い地盤を持つことになった。しかし、これは、いま言うとおり、敗戦の結果なのであって、日本人がほんとうに民主政治の意味を自覚して、自分たち…

なぜかストラングラーズ

行きつけのCD屋でたまたまストラングラーズのベスト盤を見つけ、どうしても聴きたくなって購入。多分、実家に似たようなヤツがあったと思うのだが、いま聴いてみたいのだから致し方ない。聴きながらついついポリスと比べてしまう。当時、どっちを熱心に聴…

「幽閉者(テロリスト)」

足立正生といっても分かる人は少ないのかも知れないが(と書く私自身『赤P』ぐらいしか見たことないのだが)、彼の35年ぶりの新作『幽閉者(テロリスト)』がかかったので見てきた。決して見やすい映画ではない。幽閉下の拷問シーンなんか見ていてこっちも…

「ポリス インサイド・アウト」

思い返してみると、中学生の頃はポリスばかり聞いていたような気もする。少なくとも、当時現在進行形で活動を続けていたバンドでいちばん聞いていた一つであることはまちがいない。たしかに当時商業主義的と批判する向きもあったが、ニュー・ウェイヴなんか…

トリアージ

Nスペでトリアージを取り上げた番組をやっていた。事故等で多数の負傷者がでた場合、医療機関が対応できる人数には限界がある。だから、可能なかぎりたくさんの人を救うために救命の優先順位を決めるのがトリアージだ。そして、あの福知山線の事故は日本で…

ヴァージニア州立大学の銃乱射事件だが、

20日の追悼の日、死者をしのんでおかれた石のなかには、チョ・スンヒ容疑者(23)の分も含まれていたらしい。 http://www.asahi.com/international/update/0421/TKY200704210045.html コロンバイン高校での銃乱射事件で追悼のために立てられた15本の十字…

「おれたちは頭がおかしいけど、おかしくない」(220頁)

ブルックス・ブラウン ロブ・メリット 『コロンバイン・ハイスクール・ダイアリー』 太田出版 2004 というわけで、この本を本棚から見つけ出してきた。1999年の昨日に起こったコロンバイン・ハイスクールでの銃乱射事件以前と以後に起こったことを記した本だ…

こんなのあるよ。国際寺山修司学会

という、去年、発足した学会がある。なぜか活動の中心は名古屋。かつての愛読者としては気になりつつも、国際寺山研究という柄でもないので、なんとなく足を運ばずにいる。でも、今回のプログラムもちと気になる。今度こそは行ってみようか。http://kokusait…

今宵、フィッツジェラルド劇場で

ロバート・アルトマンの遺作。最後までアルトマンはアルトマンだった。先週も、遺作の公開にあわせて再映された『ロング・グッドバイ』を見てきたのだが、未見、既見を含めてもっとみたくなった。 日本でも似たような映画があったけど、この作品の舞台になる…

NARA:奈良美智との旅の記録

しかし、夜一回のみの上映だというのに大した入り。この時間のこの映画館でこんなにたくさんの人を見たのは初めてだ。で、その映画だが--- 正直のところ、ホーム・ムービーみたいなノリに退屈した。もっと作家を挑撥し、切り込んでいくようなところがみたか…

某国営放送9時のニュースを見ていたら、

ヴァージニア工科大学の銃乱射事件の件。まだ何も分かっていないに等しいのだが、容疑者の同級生(らしきヤツラ)の弁の冷たさに唖然とする。「やったのはアイツだと思ってた」みたいなことまで言う野郎も。そんな冷たいアメリカ人学生をよそに、この事件が…

よくわからないことについて語るには注意が必要だが

気分的には落ち着かない、いま、こちらについては、コロンバイン・ハイスクール・ダイアリー作者: ブルックス・ブラウン,ロブ・メリット,西本美由紀他出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2004/04/22メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブ…

浅羽通明『右翼と左翼』幻冬舎新書

こちらも今頃だが、右とか左とかいう言葉が何だか気になるが、何のことだかよく分からない人にはオススメ。一通りの見取り図は得られるはず。最後はこう結ばれている。 「まずは、「右-左」図式が出現する以前、「権威・序列・忠誠」を柱とし、「権威」と「…

小熊英二『日本という国』理論社

今頃になって読了。自虐史観という指摘もあるらしいですが、評判どおりの好い本。これぐらいをデフォルトにして学生と話ができるといいんだけど、いっそのことゼミのテキストにしようかしらん。ただ、前半の「なんで学校へ行かなくちゃいけないの」(学歴社…

ローザス ”デッシュ” 

ローザスという女性主体のダンス・カンパニーがある。このローザスの作品って映画でしか見たことがないので、今回、滋賀で公演をすると聞いて是非とも生で見てみたいと思って出かける。しかし、開演前にパンフの評で言及されていた菊池成孔の「モダン・ジャ…

高橋悠治ミーツ姜泰煥

金曜日の晩は仕事に準じる用件があって、これまですべての用事を断ってきたのだが、今日はそれをさぼってしまった。というのも、高橋悠治が名古屋にやってくるのだ。高橋悠治が何者かは、ネットで調べれば分かる以上のことは書けないから書かない。ただ、ボ…

BECK

最初から総立ちがしんどいから流行りものを聞きに行くのはつい遠慮してしまうのだが、1Fスタンディング、2F座席だったので、2Fならおじさんでも大丈夫かなということで、はじめてのベック。常連組には今更だろうが、いったいあの音楽がどう再現される…

ふと思ったのだが、

なんで子どもってあんなに文房具が好きなのだろう。必ずしも勉強が好きだというわけでもないのに。

カネミ油症の仮払金返還免除へ

『朝日』にこんな記事が出ていた。http://www.asahi.com/health/news/TKY200704100354.html カネミ油症事件って名前ぐらいはきいたことがあるだろう。しかし、この事件で患者たちがカネミ倉庫からろくに補償を受けていないということは、それほど知られてい…

愛敬浩二『改憲問題』(ちくま新書)

「憲法をつくるという営みは、欲望や感性のままに生きたい人間からみれば不自然で人工的な営みなのである」48頁。 ところで、この本に出てくる学生のネーミングなのだが、その由来を知りたい向きには、名古屋市営地下鉄の路線図を参照してみることをオススメ…

大瀧詠一といえば、

これに対する答え方の一つは、「三ツ矢サイダー」というものだろう。ちなみに、その線でいくと、山下達郎といえば「コカ・コーラ」。永ちゃんも「コカ・コーラ」だ。なぜかといえば、今月号の『レコードコレクターズ』は、大瀧詠一『ナイヤガラCMスペシャル…

認識論的誤謬 Furlong & Cartmel, "Young People and Social Change"

お仕事用の本を読了。ホントは去年買った本なのだが必要な時期に届かず今年度回し。これを買ったのは、ジル・ジョーンズ&クレア・ウォーレス『若者はなぜ大人になれないのか』という本があるが、この本の続きにあたるような議論を知りたいと思ったからだ。…

なぜか北九州

今日の昼も録りだめしておいたドキュメンタリーから「その先は孤独死」。北九州市在住の初老の男が、電気、水道、ガスも止められ、市に生活保護を求めたにもかかわらず、これに応じてもらえず孤独死した。北九州市は、生活保護を受けつけないことで悪名高い…

グアンタナモ、僕たちが見た真実

今週末に終わってしまうから今日しか見られる日がないと、夕方買い物がてら出かけて見てきた。わりとオススメ。 本来、戦時捕虜は戦争が終了したら解放されることになっている。しかし、米軍によるアフガニスタン攻撃に伴って生じた捕虜は、「捕虜でも犯罪者…

立川談春「談春のセイシュン」

『en-taxi』の最新号を買ってきた。で、買ってくると最初に頁をめくるのはこの談春の連載である。というか、最近、この雑誌を毎号買うのは、たしかにアドルノ再考なんて小特集もあるわけですが、ほとんどこの連載を読みたいがためだ。前号での米朝とのエピソ…

新聞の訃報欄見て

この3月に、鈴木ヒロミツと前後して、成毛滋も亡くなっていたとのこと。二人はともに日本のロック黎明期の代表的なロック・ヴォーカリストであり、ギタリストであったのに。

宮沢章夫『考える水、その他の石』

1月以来のマイブーム、宮沢章夫の上書をいきつけの居酒屋で読了。一人で本を読みながら酒を飲める店というのはよい。それはともかく、一度でよいから宮沢の舞台を見たい。読みながら気になった一節。 「同書で小林信彦が繰り返し語るのは、喜劇人が生まれる…

「ロング・アイド・ジーザスを探して」

仕事に疲れて、映画を見て、で、飲んで帰ってくる。これは、私にとって理想的な日常生活のパターンだ。で、久々にこれを堪能。見てきたのは、「ロング・アイド・ジーザスを探して」。どう言えばいいのか、コーエン兄弟の「オー・ブラザー」の舞台裏を見たと…

なぜかオーストラリア

今日もお昼にみたドキュメンタリーを紹介。現在、日本はオーストラリアから大量の食糧を輸入しているが、オーストラリアは現在大干ばつに見舞われている。この大干ばつと中国やロシアといった急激に経済成長を続けている国からの食糧需要の拡大で、オースト…