2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「社会的自我」

ミードのちょっとしたおさらい。しかし、この論文、一読しただけでは何を言ってるのかよくわからないんじゃなかろうか。というか、多分、英語で読んでしまった方が言ってることがよくわかるんじゃないかと思う。とりあえず、ミードはこの程度のことは言って…

ウィリアム・モリス通信

とりあえずメモ。とても欲しい。しかし、買っても読んでる暇がない。ましてや、これを活用して何かできる日なんてくるのだろうか。きっと、もっと器用な人がそういうことをやるんだろうな。 ウィリアム・モリス通信 (大人の本棚)作者: 小野二郎,川端康雄出版…

インターネットにおける行動と心理

これだけの話をつまるところインターネット利用者はと括られてしまうのは、やはり乱暴だと言わざるをえまい。ユーザーの多様性を考慮しない議論にはやはり限界があるな。インターネットにおける行動と心理―バーチャルと現実のはざまで作者: アダム N.ジョイ…

Let It All Out

先だっての上京のもう一つのお土産はこれ。シンガー/ソングライターとしてのバリー・マンと言えば、これか『Survivor』ということになる。両方揃ったところで聞き比べると、個人的には『Survivor』の方が好きかな。キャロル・キングの『つづれ織り』と比肩さ…

Dominique Wolton

って人、フランスのコミュニケーション研究じゃ有名な人らしい。たまたま読んだインタビュー記事はさして面白いものとは思えなかったけれど。L'information va de plus en plus vite, la communication toujours aussi lentementって、情報とコミュニケーシ…

Back in the USSR

Back in the USSRのバックコーラスがビーチボーイズを意識したものだというのは聞いているうちに気づくのではないかと思うのだが、ちょっと歌詞カードを見ていたら、これ、歌詞も「カリフォルニア・ガールズ」を意識したものになってる。それに、my my---と…

ユリイカ:立川談志

先生方があれこれ言うよりは、やはり芸人や談志の身近にいたひとの言葉から談志の芸を思い浮かべる方がよいね。談志の弟子としてもっぱらしゃべっているのは志らくで、談春や志の輔は出て来ない(まあ、この辺はいろいろな態度の取り方があるからな)。それ…

デニス・ウィルソン

お仕事上はなかなか苦い状況になってしまった今回なのだが、ほかのお土産はこれ。デニス・ウィルソンはビーチボーイズのウィルソン兄弟の末弟でドラマーで唯一のサーファーで、チャールズ・マンソンとも親交があったんじゃないかな。ビーチボーイズ時代の楽…

インターネットの心理学

この本なんとなく読む気がおきなかったのだが。読んでみたら思いのほか役立つ知見がのっていた。これが一番、面白かったとこかな。 研究を重ねた結果、メンバーが個人でアイデアを検討したグループのほうが、集団ブレーンストーミングの手法を利用した同人数…

無言歌

規模は違うのかもしれないがもう一つ収容所の話があるよね。百家争鳴から反右派闘争を経て下放。ドキュメンタリー的なのだが見せる。この映像はとにかくスゴイと思う。

意味の歴史社会学

どうもアタマのめぐりが悪いので、リハビリ2段目はこれを。しかし、酒の力で本を読むのはなんかよろしくない気がする。それはともかく、やっぱりコゼレックとかも読まなきゃならないのか、ブルンナーとかも積ん読だしな。その他、全然、チェックが入ってな…

落語家論

柳家小三治がこんな本を出してるなんて知らなかった。調子が上がらないので、ちょっと手を出したらみたら止まらない。ってわけで私はますます小三治という人が好きになった。やっぱり、あそこまでの噺家だ。当然、一本、筋がとおってる。『ま・く・ら』に出…

聞いてはいけない

最近、ちょっとしたことをきっかけに『ペットサウンズ』をけっこう聞いているのだが、拙宅のいちばんよい機材でリアル・ステレオ・ヴァージョンを聞くとたしかにシンバルの使い方が気になり、そしたら、フィル・スペクターを聞いてみたくなった。で、『Back …

ヒミズ(日不見)

『恋の罪』に続く園子温監督の次の作品はその上を行ってると思う。 牛乳の中にいる蝿、その白黒はよくわかる、 どんな人かは、着ているものでわかる、 天気が良いか悪いかもわかる、 林檎の木を見ればどんな林檎だかわかる、 樹脂を見れば木がわかる、 皆が…

J・エドガー

夜ぐらいは一息つかせてよということでやっとイーストウッドの新作。最近やることが多すぎて、新作やってるという以上のことは何もわからないままいきなり見に行ったら(もともと予習は嫌いなタイプですが)、あのFBI長官のフーバーを扱った映画だったんです…

山下達郎

はじめて山下達郎を聞いたとき、もちろん「ライド・オン・タイム」(1980)である、その圧倒的なヴォーカルとそれまでの「ニューミュージック」にない洋楽的な音楽性に圧倒された。当時、ロック御三家とか言われていだけど全然違うと思った(もちろん、テレ…

課題図書?

この本はやっぱり読んでおいた方がよいのだろうか? 6章がちょっと気になる。アーキテクチャの生態系作者: 濱野智史出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2008/10/27メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 99人 クリック: 1,146回この商品を含むブログ (262件) …

Primal Scream

イーストウッドの新作が公開されているというのに、これを聞きながら、これまで放置していた仕事をしている。しかし、どこまで行っても読むことから逃れられない。いったいいつになったら終わるのだろう。それはともかく、ブックオフで250円だったから買った…