2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「貯金せんように」

河村名古屋市長が、市民税5%減税を前にこう述べたそうな。しかし、給与所得者の大半にとって減税額は微々たるものに等しい。もともとは公共サーヴィスにあてるものだというが、だったら、最初から減税などせずに市民に必要なサーヴィスの提供にあてればよ…

Firefall

名前すらきいたことのないグループで、ジャケット見てもどんな音か想像もつかない。しかし、1976年の作品をライノが再発しているのならはずれはあるまいと思って購入。大正解。感じとしては、CSNYとかマナサス(スティブン・スティルスのカバーもしてる)か…

『わが心の史』

私の師匠筋の一人である河原宏先生の遺著。自分が和辻哲郎なんてまともに読むことになるとは思ってもみなかったが、振り返って見れば、あつかましくも先生の学統ということが許されるなら、私がそんなことを始めてもおかしくはないのだな。 その時はまだ自覚…

しないだろうが哲学原論

行きつけの古本屋をのぞいたらホッブスの『哲学原論』が入荷したと店のオヤジにすすめられた。しかし、絶対に全部読まない。でも、手元にあったら拾い読みはするだろうな。しかし、この分量とこの値段。どうしたものか。しかし、この時期によくこんなもの出…

ベーシスト/ドラマー100

最近、ネタ切れ感があってめったに買わないレココレなのだが、ベーシストとドラマーの特集というのでつい買ってしまう。ベーシストの1位はポールですよ。リンゴは2位で、3位がキースムーン。ジェイムズ・ジェイマソン、チャック・レイニー、アル・ジャク…

モット・ザ・フープル

モット・ザ・フープルって、一時期ものすごく聞いてたんだけどいつの間にか聞かなくなってしまったな。ドキュメンタリーとしては面白かった。イアンはミックのブルージーな曲を歌えないって言ったんだ。で、ポール・ロジャースとくっつくわけか。しかし、イ…

carnage

ポランスキーの新作。こどものけんかに親がでるとはよくいったものだが、「おとなのけんか」というのはうまい邦題の付け方。しかも、邦題の付け方がうまいというだけでなく、最近のポランスキー作品ではいちばん面白いのではなかろうか?映画の時間の進行と…

社会学の歴史

やっと読んだお仕事読書。奥井氏の本についてしばしば感ずることだが、とりわけこの本については世間の本当の評価を知りたい。まあ、世間に本当の評価なんてないか。社会学の歴史作者: 奥井智之出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2010/09/01メディア: …

ル・アーブルの靴磨き

サイレントを思わせるような編集。いつも視線を向ける人々は同じ。音楽はサイコー。そして、起こりえないような出来事が平気で起こってしまい、それを感動しながら平気で受け入れてしまえる。ル・アーブルにこんなところがあるんだなー。ホントに靴磨きがい…