2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

社会の科学1

二巻まで読み終わっている予定が一巻しか読み終わっていない。二週間あれば読み通せると思ったのだが、二週間程度では、この本を読む時間をあり当てられる日を二週間分確保できないのであった。 社会の科学〈1〉 (叢書・ウニベルシタス)作者: ニクラスルーマ…

赤い靴

『ブラック・スワン』を見たら『赤い靴』を思い出したのだが、そしたらそのデジタル・リマスター版が公開に。デジタル・リマスター版って映像が鮮明になりすぎて不自然な感じがしてしまうことも多いのだが、これはそんなことはなくとにかく色が鮮やかになっ…

認知的不協和の理論

ふと思う。もとの議論を検討できる状況にないので断定的な物言いは避けたいが、「認知的不協和の理論」って、少なくとも使いようによってはただの循環論法にしかならないのではなかろうか?そして、実験的状況以外で、この理論を検証できるような条件が整っ…

プッチーニの愛人

なんて素材的には私の関心をひくものはなにもないのだが、某所でよい評判をきき、しかも、ストローブ=ユイレの影響を受けているらしいなんて話も聞こえてきて、見に行くことにしたら、サイレント映画風の作りで、何よりも映像がきれいで(光もアングルも)…

ハメハメハ大王

南の島の大王は 子どもの名前もハメハメハ 学校ぎらいの子どもらで 風がふいたら遅刻して 雨がふったらお休みで ハメハメハ ハメハメハ ハメハメハメハメハ 帰れるのかしら。

ラカンを読む

久々に読み返して思うに、やはりこの指摘は鋭いと思う。で、思うのだが同じことは鏡像段階についても言えないだろうか?鏡像段階を「鏡像段階」と言えるようになるためには、象徴的去勢を経る必要があるんじゃないだろうか? しかし実際には、問題の暴力的に…

信頼

久々に再読、以前より難しいと思うのはなぜだろう。とりあえず、以下をメモ。たとえば、これをガーフィンケルが違背実験のためにどんな状況を作りださなければならなかったかという点(あれは、一種のダブル・バインド状況だと思う)と重ねてみたらどうなる…

文脈病

この本の13章、ベイトソンとラカンの接合が試みられているのだが、出た頃に読んだときはろくに理解できず、今回あらためて読み治してみたのだが、やはり肝心なところは理解できない。これは私の能力上の問題なのだろうか、それとも内容上の問題なのだろう…

引き裂かれた女

これがクロード・シャブロルの遺作ということになるのかな。シャブロルってヌーベルバーグ期の何本か以外ろくに見ていないのだが、これはよろしくなかった。とにかく映像がキレイでそれだけで魅せられてしまう。そして、なんというあっけらかんとした終わり…