2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

学力低下論争

いまごろ学力低下論争のおさらいをするとは思わなかったけど、当時、この本は読んでなかった。全体を概観するには便利な本ですね。学力低下論争 (ちくま新書)作者: 市川伸一出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2002/08/01メディア: 新書購入: 2人 クリック: 2…

青髭八人目の妻

ビリー・ワイルダーのこてこての脚本が笑える、けど、終わりがどうなってるか分かってるのにこれだけ飛ばすと最後は難しいですね。ゲイリー・クーパーはシンデレラマンだっけ、同じように同じ場所に入れられますね(あれはキャプラだったかな)。あの海水浴…

思ひ出

2時間弱あるサイレントで、音無し。それなのに目が離せない。ずっと集中して見せられてしまう。絵も決まってるしつなぎもうまい。すごい完成度。トーキーよりサイレント時代の方が面白いよ。前作にもそういうとこあったけど、ここではもっとたくさんの人とい…

日本戦後史論

『永続敗戦論』はけっこう面白かったけれど、これだと与太話のオンパレードという感じではないかな。「サヨク」ならもう少しがんばってね。「日本会議」の「に」の字も出てこないよ。戦後日本史や憲法の勉強もきちんとやっておかなければなりませんね。って…

百万弗貰ったら

こちらはオムニバスですが、いかのも戦前のアメリカらしいコメディ。オチもよいですね。ルビッチが撮ったのはあのオフィスのシーンだそうな。見てると思うけど、その後のアメリカ映画で反復される映像ってこのあたりから出てるよね。

牡蠣の王女

ルビッチ、サイコー。1919年、ドイツ時代の無声映画でこの完成度はどういことだ!いちばんきれいだったのは王子が酔っ払った友人と歩きながら一人ずつベンチに座っていくシーンだな。ドイツ表現主義って感じですね。他のシーンも絵が決まってるし、楽しい。I…

メタファーの記号論

気になるのでこちらも探し出してみたら、すでにスペルベル&ウィルソンが参照されているではないか。SWのグライス批判と代替の説明をまず『人類学とは何か』から引っ張り出している。その後も、同じラインの議論が参照されてますね。ブラックの相互作用説…

言語における意味

あら、こんな本、いつのまに出ていたの?というわけで、とりあえず入手して、最近、お勉強しなおした部分に相当するところを読んでみる。これはお手軽に辞書代わりに使える教科書として便利ですね。言語における意味作者: アラン・クルーズ,片岡宏仁出版社/…