2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧
NTT西日本のなんだかポイント消化するのに応募したら、委託業務先に個人情報を流すことがあるとあった。実際には勧誘業務だろうけどさ、そのうちまた勧誘の迷惑電話が来るんだろうと思ったら、なんと4時間後にその手の業者が電話をかけてきた。こんなのあ…
こちらは京マチ子。一方で、モダンな女性を描くのもうまいというか、この映画はそういう意味でも先進的なんじゃないかな。他の作品でもそう感じさせるものがあるけど、特にこれはそう思う。女性ジャーナリストが自分の企画を利用した犯罪に巻き込まれて、真…
映像はもちろんだが、淡島千景が最高。最初の酔ってあるく姿からや着物をちょっと着崩して見せる姿、とにかく立ち振る舞いのすべてが決まっていて見とれてしまう。山本富士子も若尾文子も食ってる。一方、カットもキレイだけど、色使いもいいな。橋の上の背…
監督がアンジェエリーナ・ジョリーで、日本軍の描写で話題にされなければ、多分、見なかっただろう作品。そんなに日本軍の描写、おかしいですかね。気になるとすれば、捕虜を移動するときの風景が、これ日本じゃないだろとか、収容施設や工場が、まあ、美的…
もう終わってしまうからというのであわてて行ってきた。金曜の夜だからか、それほど混んでいなかった。ただ、あまり期待はしていなかった。「天才の秘密」展という銘打ち方が曲者である。ということは、若き日の絵や習作とかあまり知られていない絵が大半な…
「戦後、女と靴下が強くなったと言うけれどーーー」。その新婦人をおちょくっているようで、おちょくっていないコメディ。奥さんも働きに出て、どうにも亭主の方が立場が弱い夫婦。姪のアコちゃんがこれに介入してなんとかしようとするわけだが、そのうちこ…
この本、まだ私が学生の時分にはそれなりに知られた育児書でした。こんな作品もとってたんですね。アップ多めで、コメディ、あるいはドキュメンタリー・タッチなところもある。昭和30年代を思わせる映像はちょっと『東京オリンピック』も思わせますな。し…
私がクラッシック・バレエにも興味を持つようになったきっかけは、マリインスキー劇場の「白鳥の湖」をたまたまテレビで見たからだった。ロパートキナに圧倒されてしまった。美しく、でも迫力があり、優雅。彼女が「最高のプリマ」と呼ばれることを後に知っ…
実は、塚本版の前に市川崑が作品化していると聞いて、是非とも見たいと思っていた作品。塚本作品はわりと忠実に市川版をなぞっているという話を聞いていたのだが、たしかにそういう面はある。しかし、塚本作品は、かなり主人公の主観に依拠した作りになって…
これもなめてました。映画館で見るのははじめて、これだけやたらと客も多かったな。ストーリー的には推理モノで長い話をまとめるには結構無理しないといけないなと感じるところもあったが、映像的には遜色ない。シネマスコープのような横広の画面じゃないの…
こちらは三島の『金閣寺』の映画化ですね。れいの宮川一夫による聚閣の炎上シーンが見られます。音楽は黛敏郎。これも陰影とワイドスコープを使った見事なモノクロ作品。主人公は市川雷蔵。仲代達矢が市川雷蔵とこんな感じで絡む作品があったのですね。しか…
今さらながら、私が市川崑を過小評価していたというか、そもそもろくに見ていなかったということを思い知らされる。ワイドスコープの画面をうまく使った背景がとてもきれい。陰影の使い方もうまくって、あとから思い起こしたとき、最初はモノクロ映画だった…
三遊亭圓朝作 「塩原多助一代記〜青の別れ」 一年ぶりに見た歌丸さんは以前よりもやせており、滑舌も前のようにはすんなりいかないようでしたが、やっぱりこの語りの調子はお見事という他はない。ご自分でもおっしゃっていましたが、名…