2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

こんなものが出ておるではないか?

ぴあ Special Issue ~山下達郎“超"大特集号~ (ぴあMOOK)出版社/メーカー: ぴあ発売日: 2012/09/26メディア: ムック購入: 2人 クリック: 15回この商品を含むブログ (12件) を見る さて、この3枚組はどうしたものか。OPUS 〜ALL TIME BEST 1975-2012〜(初回限…

TO KILL A MOCKINGBIRD

仕事がはがどらないのでつい見てしまった。馬鹿と言われようとこの映画なぜか好きなんだよね。子供たちは神話の世界に触れながら生きているが、とてもやさしい父の生きる世界のことはよくわからない。それでも、父の生きる世界を垣間見るような機会がありや…

立川志らく独演会

なんだか談志が死んでから志らくの会にも人が集まるようになったみたい。最初に、「あくび指南」と先代の金馬が懐かしい「居酒屋」(ちなみに、この話は先代の金馬のオリジナルだったはずで)他の人が演るのを聴いた記憶がない。それをデフォルメしてやる。…

愛の残像

仕事帰りに一本。これも白黒映像や構図がとてもきれいなんだけど、ガレルの映画って、なんだか映画としてはいまひとつ自分にはまらないんだよな。なぜだろう?

スケッチ・オブ・ミャーク

映画のできはどうでもいいから、とにかくこの音楽を聴きたいと思った。そして、映画以上に、歌、歌う場面やおばあちゃんの語りがよかった。 スケッチ・オブ・ミャークアーティスト: Blue Asia出版社/メーカー: ウ゛ィウ゛ィト゛・サウント゛発売日: 2009/07/…

天下統一と朝鮮侵略

この本、とうてい要約しがたいが、豊織政権への見方は確実に変わるはずだ。しかも、1975年間の小学館『日本の歴史』を底本としているという。いったい、この間に、われわれはこの時代に対する見方をどれだけ変えることができたのか。しかし、オームスは、こ…

夢売る二人

西川美和の新作。いろんな意味で面白い。ちょっと長い感じもするけど、ストーリーの構成上仕方がないかな。でも、前作とはかなり作風変わってる。とりわけ、アラサー、アラフォーの女性がどんな反応するのか知りたい。以前、30過ぎると女はすきま風が吹く…

イニスフリー

いや、映像がきれい。ここが『静かなる男』のロケ地だったんだ。その面影と人々の記憶、そして「変わらぬ」(?)暮らしぶりをカメラが捉える。村の集いが次第に盛り上がっていく様とかとてもいい。見ているだけで心が和んでくる。ジョン・フォードは必見。…

絀川ビレッジ

いくら落ちぶれても、あるいはのし上がっても百姓の身分というのは固定してものであり、またそれが争いのタネにもなった。 結論を述べるとすれば、身分による区別と身分によって生み出される区別は、�川期を通じて村落生活の不可欠な部分であった。事実上土…

市会だより132号

ふだん読まない市会だよりを読んでしまった。呆れた。議員提出議案って全部意見書じゃないか。それも、尖閣、拉致問題、外国資本による土地売買って、みんな国政レベルの問題じゃないか。こんな意見書市議会で採択してどんな意味があるのだろうか。それも説…

ドキュメント灰野敬二

灰野敬二の生い立ちから語られる彼の音楽活動の遍歴。しかし、面白いな−、あの楽譜。フレッド・フリスとの出会いが一つの大きな契機になってるんだね。http://www.doc-haino.com/ http://blog.goo.ne.jp/googoogoo2005_01/e/f7c576f6983381b6f010073bb7125c49

徳川ビレッジ

オームスは徳川期の村と惣村のあいだに分割線を入れたいんだな。ターニング・ポイントは庄屋の指名にあるようだが(97頁)、私にはこれが既存の体制の制度化に思えるのだが、その程度では済まないということなのだろうか?階級と身分の語法の差異がそして、…

サムライとヤクザ

武士道と任侠道の形成と変遷過程をたどった本かと期待したら、そういうタイプの本じゃなかった。イマドキノ若者を考えるにはよい素材かも。「任侠道?そんなものは俺にはねぇ。俺はただのケチな人殺しだ」。 サムライとヤクザ―「男」の来た道 (ちくま新書)作…

一揆と戦国大名

藤木本読む前に、これ読んでおけばよかった。そしたら、藤木本をもっとすらすら読めただろう。しかし、これだけ新しい(といっても、かなり以前から分かっていた)ことが、手軽に文庫本で読めるようになっても日本史の教科書は書きかえられないのだろうか?…

ボブ・マーリー

久々に、夜な夜な映画、前半かかなり立ち入ったボブ・マーリーの少年期まで証言で辿ったドキュメンタリー、それから、アイランドとの契約の話が出てき出、ボブ・マーリーがのしあがっていく過程が描かれる。やっぱりボブの映像がスゴイ。しかし、こんなにジ…

シスター・スレッジ

これもライノ買いした一枚。ナイル・ロジャース&バーナード・エドワーズ組のプロデュースした作品もあるからな*1。BEST OFアーティスト: SISTER SLEDGE出版社/メーカー: ATLAN発売日: 2004/06/01メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログを見る *1:W…

戦国社会史論

やっと読了。以下、メモ。 戦国期における大名裁判権制度でも当事者主義の原則が貫徹しており、この「近所之義」の限界をこえたとき、当事者がこれを大名裁判権に委ねる。「在地領主層は、彼ら相互間に発生した相論を、大名裁判権に委ねる以前の段階で、在地…

外道

オリジナル・メンバーはギターの加納秀人だけとはいえ、日本のロック史に残るバンドはやはりみておきたい。いやー、噂のあのかっこしてバディ・ガイばりにステージから降りてきましたよ。んー、アツイ。しかし、近頃、自分のハード・ロック体力の限界を感じ…

ルル

ついライノ買いしてしまった一枚。ルルの曲っていくつかのヒット曲しか聞いてなかったし、エルトン・ジョンとデュエットしてたとかいうイメージしかなかったから、こんなにソウルフルな歌い方をしてるとは知らなんだ。From Crayons to Perfume: Best ofアー…

戦国社会史論

一昨日の続き。まずは、「百姓」について。「御百姓意識」の基礎は「作職を有して年貢所当を負担することを共通の根底として「百姓」としての名主・百姓の統一によって支えられていた」(114頁)。 地主化した在地領主が農民にたいして高利貸的機能を担ってい…

裏マーヴィンと裏EW&F

ニューソウル時代のマーヴィンの盟友、リオン・ウェアがこんなアルバムを出していたことを知らなかったのは一生の不覚。Musical Massageアーティスト: Leon Ware出版社/メーカー: Motown発売日: 2003/07/29メディア: CD クリック: 12回この商品を含むブログ …

寺の土地は誰のものか?

この手の勉強を始めてから感じた大いなる疑問。名古屋にきて驚いたのはでかい寺が多いことである。しかも、その寺が土地を切り売りしたり、賃貸したりして大きく商売をしているということである。幼稚園とか駐車場とかいうレベルではない。しかし、そもそも…

戦国社会史論

藤木久志ってついでに読んでおくぐらいでもいいのかなと思ったが、どうもきちんと読んでおかないとまずいらしい。って、トーシローがそこまでというのはありますが、しかし、他の本を読んでも、在地領主とか国侍、名主層とかはっきり区別のつかない中間支配…

Open Road

イギリス盤とアメリカ盤がごっちゃだからこれ何枚目になるのか分からないけど、この辺のドノヴァンは聞いたことがないのでめっけもの。ドノヴァンを生で見るチャンスなんてないんだろうな。そういえば、今年の東京Jazzはオーネットが来るらしい。どうしよう…

ヤクザの文化人類学

実は、この本、ゴッフマンが使われているのである。もっとも、それを期待して読んでも期待はずれに終わると思うが。しかし、ヤクザの変貌は地域社会からの切り離しか。話はやっぱりそういうところに落ちるのね。 ヤクザの文化人類学―ウラから見た日本 (岩波…