こちらも今頃だが、右とか左とかいう言葉が何だか気になるが、何のことだかよく分からない人にはオススメ。一通りの見取り図は得られるはず。最後はこう結ばれている。
「まずは、「右-左」図式が出現する以前、「権威・序列・忠誠」を柱とし、「権威」と「秩序」の公正を保障する普遍性ある巨大宗教(儒教を含む)がそれらを支えた「帝国」の可能性をもう一度検討すべきでしょう」244頁。
- 作者: 浅羽通明
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2006/11/01
- メディア: 新書
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