今頃になって読了。自虐史観という指摘もあるらしいですが、評判どおりの好い本。これぐらいをデフォルトにして学生と話ができるといいんだけど、いっそのことゼミのテキストにしようかしらん。ただ、前半の「なんで学校へ行かなくちゃいけないの」(学歴社会の成立)って話が、後半にはつながってない。まあ、それはこの本を読んだうえで各自が考えるべき課題ということでもあるだろうけれど。このシリーズ、去年のテキストにした『オヤジ国憲法でいこう!』も笑えてよい。
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