2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ニッポン・ガールズ

しかし、こういうCD買って面白がるようになった私はいったいどこへ行ってしまうんだろう?ニッポン・ガールズ~和製ポップス、ビート歌謡&ボサノバアーティスト: オムニバス出版社/メーカー: Pヴァイン・レコード発売日: 2010/01/06メディア: CD クリック: 5…

How Do You Sleep?

ボズ・スキャッグス

大枚はたいた後だからどうしようかと思ったのだが、まあ、ブルー・ノートならともかく、ボズを名古屋市公会堂で見るチャンスはもうあるまいと思って行くことにした。残念ながら、入りはあまりよくなかった。しかし、行ったのは正解であった。今回は、最近の…

First Taste of Sin

コールド・ブラッドの三作目。ドニー・ハザウェイ、プロデュース。私は忘れてしまいました。ファースト・テイスト・オブ・シンアーティスト: コールド・ブラッド,ダニー・ハサウェイ出版社/メーカー: Warner Music Japan =music=発売日: 2008/07/09メディア:…

人生に生きる価値はない

かどうかはどうでもよいことだろう。この問いはすでに人生を生きるということを前提にしている。「いつか死ぬ」ではなく「いま死にたい」という人に人生というパースペクティヴは必要だろうか。もっとも、このタイトルは編集者がつけたそうであり、解説で野…

ポール・マッカートニー

Eight Days A Week Save us All My Loving Listen To What The Man Said Let Me Roll It/Foxy Lady (instrumental) Paperback Writer My Valentine 1985 The Long And Winding Road Maybe I'm Amazed I've Just Seen A Face We Can Work It Out Another Day …

カイン

なぜか中島義道本だけが進行していくシリーズ。これは『孤独について』の裏版みたいな本だな。逆に言えば、ここまで書かないと気が済まないのか(母の死んだ日にとなっている)、それともこれが商売の一部と化しているのか。しかし、カインというのはうまい…

哲学の教科書

他の本を読みながら文庫化した中島義道本をあわせて読んでみるシリーズ。この本も文庫化してたんだね。加藤尚武の誉めてるんだけけなしてるんだかよく分からない解説付き。しかし、思ったほど自分語りではなく、哲学の教科書になっていたな。 哲学の教科書 (…

孤独について

出た当時、中島さん自分語りに走っちゃったよという一冊だったのだが、鈴木茂先生が言及してるので読み返してみたら、ちょっと違った感慨をもって読めた。こっちが働いて年をとったということもありますな。これも文庫になってる。いまはこんなことやってる…

談志のことば

いかにも志らくらしい談志についての本。しかし、「馬鹿」という言葉をこれだけ使っても平気な世界はすばらしい。私は言う方も言われる方も染み付いちゃってるんだが、最近は世間が許してくれない。高田文夫とやった追悼番組の話はよいな。お別れ会の映像が…

境界事象と精神医学

ちょっと気になるので久々にめくっていたら、境界例との比較でパラノイアを扱った部分があったのでそこを抜粋。 「患者の解釈妄想体系が、長年の孤立から生じる周囲との緊張関係や慢性的な葛藤の上に花咲かせていることは間違いない。彼は、自然な感情の表出…

意味とシステム

ようやく本の方を読んだ。なんか読めなかったのだ。で、結局、困ったことに、私にはこの本より、ルーマンの議論の方が分かりやすい。さて、次はどうしたものか。意味とシステム―ルーマンをめぐる理論社会学的探究作者: 佐藤俊樹出版社/メーカー: 勁草書房発…

心的外傷と回復

今となってはという部分もないではないが、やはりこれは精神医学の世界だけの本ではないな。また、実際、そういう影響力をもったわけだし*1。integrityという単語のニュアンスは難しい。 「基本的信頼が人生の最初期における発達においてかちうるものの代表…

眠れる美女

実話に基づく「尊厳死」についての映画だというのに、それとは無関係ない二つのストーリーがあわせて並行し、それが見せる。

心的外傷と回復

次はこれ。以前、途中まで読んで放り出していた本だが、いま読むとかなりうなずかされるところが多い。外傷的な出来事が、基本的信頼を崩壊させてしまう。そうすれば、個人は恒常的ないし反復的な不安や恐怖におそわれ、自分自身でいるのが難しいだけでなく…

平気で嘘をつく人たち

また、この辺からかとスコット・ペック再訪。しかし、このエピソードってリアルなんだよね。それに、似たような話はR・D・レインにも出てくる*1。ただ、レインのケースは境界例と見られるのにたいし、ペックはそれを悪の問題として取り上げ自己愛性人格障…

ハービー・ハンコック

ウェイン・ショーターのときもそうだったけど、必ず大きなコンサート・ホールがいっぱいになる一方で、ふだんはジャズなんかお聞きにならないであろうかなり年配の方とか、他のジャズ・ライヴではお見かけしないタイプの方々がけっこういらしゃるんだよね。…