2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ニューオーリンズ

というわけで、やっと購入。某連載を読みながらこの曲の聞き比べをしてみる。アラン・トゥーサンって人に曲を書く時と自分でやるときとでは随分感じが違ってくるよな。しかし、この秋は、ドクター・ジョン、アラン・トゥーサン、ジョン・クレアリーがやって…

忠臣蔵

いわゆる忠臣蔵とはちっとも関係ない。後に忠臣蔵と呼ばれる資料をつきあわせて、実際の「忠臣蔵」の様子をなるべく具体的に再現しようとしたもの、それが推理小説のようでもあり、まさに研究ってこういうものなのねって感じをただよわせて面白い。しかし、…

水の中のナイフ

映画館では初見。あらためて面白かった。だめな男たちは結局のところ同じことを繰り返してしまうのね。で、女はミステリアスな地位をあらためて確保できる。あのジャズは誰だろう。ナイフというのはその後のポランスキー作品にも頻出するアイテムですな。 水…

ものんくる

随分前にライヴを聞いたのをやっと購入。で、聞いている。飛ぶものたち、這うものたち、歌うものたちアーティスト: ものんくる出版社/メーカー: エアフ゜レーンレーヘ゛ル発売日: 2013/05/22メディア: CDこの商品を含むブログ (7件) を見る

ザ・ビッグ・スター

最近、ブルースを押しのけてヘヴィロテの位置を占めているのがこれである。アレックス・チルトンというと、ボックス・トップスの方がイメージ的には強い。メジャーなヒット曲もある。しかし、この2in1けっこう気に入っている。一曲目、いきなりスティーブ…

立候補

源ちゃんが某論壇時評で紹介していたドキュメンタリー。あらためてそれ以上に書くことはないような気もするが、『A』(とりわけ2作目)を見たときのような、ちょっとしたカルチャーショックを受けた。なぜ、いわゆる「泡沫候補」はお遊びのようなパフォーマン…

ローズマリーの赤ちゃん

映画館では初見。以前みたときと違ってホラー映画なのにいたるところに笑える場面が散らばっていることに気づく。カサヴェテスはちょっとした余計なことやってそれが結構あとに効いてくる。あれ即興なんだろうな。また、それまでの作品に見られたようなちょ…

ポランスキー初めての告白

ゆっくり話してくれるので聞きやすい。これでいくと『反撥』は金のために作った映画で墓場まで持っていきたい映画は『戦場のピアニスト』なのか。まあ、たしかに自分の幼少時の記憶を再現した作品なのでしょうけど。れいの淫行事件はこれをみるかぎり、目立…

反撥

ポランスキーがポーランドを出て最初に作った作品。20年以上に前に見たので、姉妹のどっちがどっちに出ていたのか記憶が定かでなかったが、こちらがカトリーヌ・ドヌーヴでした。いや、瞳孔ひらいたおぼこ娘のカトリーヌやばいでしょう。ポランスキー自身…

谷文晁展(サントリー美術館)

「これは文晁ですな」というのは落語によく出てくる台詞だが、私は文晁を(少なくとも自覚的には)見たことがない。というわけで、こないだ文晁をやってることに気づいて本日。混んでるというほとではないが、けっこう人いますよ。わたしは日本画はとんと分…

大反転する世界

近所ので安かったので買って読んでみた。この教養あふれる本は専門書というよりは啓蒙書だな。藤原書店でかたく出すより、もっと読み手が得られるような出し方の方がよかったんじゃないかな。 大反転する世界―地球・人類・資本主義作者: ミシェルボー,Michel…

漁民の世界

以前、農村の構造を勉強したとき、あわせて漁村の勉強もしたいと思ったのだが、漁村の方がより水平性が高いが基本的には同じという程度の知識でしかおさえていなかった。後は、土地持ってると強いらしいとか。この本にある程度出てくる。 近代以降も、漁村の…

シカゴ

シカゴと言えばこの曲かな。ブルース・ハープ(だけじゃないけど)に注目。 しかし、オケがついてる劇場はやっぱりいいな。シカゴ [Blu-ray]出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)発売日: 2009/12/18メディア: Blu-ray クリック: 9回この商品を含むブログ (5件) …

ル・コルビジェ展

しかしゆっくり見ている暇がなかった。

ニューヨーク・ニューヨーク

シナトラで終わるのはよいね、

アラン・トゥーサンなど

Songbookアーティスト: Allen Toussaint出版社/メーカー: Rounder / Umgd発売日: 2013/09/24メディア: CDこの商品を含むブログ (2件) を見るモア・ヒッツ・バイ・シュープリームス/シング・ホランド-ドジャー-ホランドアーティスト: ダイアナ・ロス&シュープ…

ラッシュ

アメリカ的な音をしながら実はカナダ出身というミュージシャンはけっこう多いのだが、ラッシュはトロント出身なんだな。後日手近に見つけたラッシュのこれをすっごい久々に聞いてみた。こいつはいかにも80年代的な音ではあるが、このバカテクは聞いていて…

ナイアガラ

こんなの出てた。NIAGARA SONG BOOK 30th Editionアーティスト: NIAGARA FALL OF SOUND ORCHESTRAL出版社/メーカー: SMR発売日: 2013/03/21メディア: CD クリック: 2回この商品を含むブログ (9件) を見る

スティーヴ・アール

More Studies in Ethnomethodology

お買い物思案、結構高いんだよね。More Studies in Ethnomethodology (SUNY series in the Philosophy of the Social Sciences) (English Edition)作者: Kenneth Liberman出版社/メーカー: SUNY Press発売日: 2013/04/19メディア: Kindle版この商品を含むブ…

パイロット

カナダと言えばやっぱりこの曲である。

個人と社会的自我

というわけで、1927年の社会心理学講義を読んだ。編者のミラー曰く『精神・自我・社会』とは逆の議論の進み方。だからというわけではないが、わたしのなかではミードの印象かなり変わるというか、もっと「環境」ということに注目してよいというのではないか…

殺し

見ながら思い出した。これ以前見てるな。そして10年以上前のメモ見たら、そこにも「これ前に見てるな」と書いてあった。しかし、改めてみればこれは傑作でしょう。それも処女作。冒頭はアントニオーニのとある映画を思わせて、その次は黒澤のとある映画を思…