夢売る二人
西川美和の新作。いろんな意味で面白い。ちょっと長い感じもするけど、ストーリーの構成上仕方がないかな。でも、前作とはかなり作風変わってる。とりわけ、アラサー、アラフォーの女性がどんな反応するのか知りたい。以前、30過ぎると女はすきま風が吹くと言った知人(女性)がいたけどどうなのでしょう。松たか子いいっすよ。田中麗奈のボケも悪くない。あれしていくうちにいろんな女性が出てきて、次第に立場が逆転していくんだね。いつのまにか自分も「そんな女」になってしまう。ところが「そんな女」にもいろいろいろいるんだな。やはり、子どもの存在は大きいな。女が女の映画を女がどう評価するのかがとても知りたい。ちなみに、鶴瓶はようするに笑うセールスマンなんですよ。