私がクラッシック・バレエにも興味を持つようになったきっかけは、マリインスキー劇場の「白鳥の湖」をたまたまテレビで見たからだった。ロパートキナに圧倒されてしまった。美しく、でも迫力があり、優雅。彼女が「最高のプリマ」と呼ばれることを後に知ったし、そりゃそうだろうと思った。この映画、舞台や練習のシーンに加えて、彼女自身が生い立ちを語ったり、バレエ学校の思い出を語ったり、彼女を知る人が語ったりと、ドキュメンタリーとしては普通だと思うけど、ロパートキナを見るためには申し分ない。いや、腕をひろげるだけで、一つのパで、しゃがむだけでーーー、彼女の身のこなし一つ一つが素晴らしい。来日するんだよね。チケット高いんだろうな。
チャイコフスキー『白鳥の湖』 マリインスキー劇場バレエ、ゲルギエフ指揮、ロパートキナ、コルスンツェーフ(2006)【輸入盤】
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