「ピカソ、天才の秘密」展

 もう終わってしまうからというのであわてて行ってきた。金曜の夜だからか、それほど混んでいなかった。ただ、あまり期待はしていなかった。「天才の秘密」展という銘打ち方が曲者である。ということは、若き日の絵や習作とかあまり知られていない絵が大半なのではないかと。で、予想は大当たりだった。ピカソの成人前の絵とか、まあ、やっぱりうまいなとか、こういうの書いてたのねって言えば、面白いけど、後も習作が大半ですね。まあ、青の時代の絵とかある程度見られたのはよかったけど。フォービズム時代はまともな絵は一枚で、あと、全部習作みたいな感じだったな。で、最後はオルガの肖像画で終わると。何度かピカソ展行ったことあるけど、ここまでお粗末なのは始めて。しかも、常設展(わりと好きなのです)はお休み。これで、1500円は高いと思う。