ハービー・ハンコック

 ウェイン・ショーターのときもそうだったけど、必ず大きなコンサート・ホールがいっぱいになる一方で、ふだんはジャズなんかお聞きにならないであろうかなり年配の方とか、他のジャズ・ライヴではお見かけしないタイプの方々がけっこういらしゃるんだよね。もちろん、たまにはジャズを聞いてみるのもわるいことじゃない。ただ、いつもとちがった雰囲気だなというだけのお話しです。それから、終了後セットリストが掲示されてました。
 最近のハービーの新作はなんか企画的なものが多くて、それはそれで悪くないのが、コンスタントにやってるウェインと比べるとちょっと見劣りしてしまう。しかし、このホーン抜きでギターが入ったカルテットはすごいよ。このレギュラー・メンバーのポテンシャルを引き出すだけでスゴイモノが作れたりするんじゃない?とにかく、ライヴはお客様サーヴィスを意識したとこもあったけどよかった。バックは、ドラムス/ヴィニー・カリウタ、ベース/ジェームス・ジナス、ギター/リオーネル・ルエケ。みんなよかったけど、ベナン出身だというリオーネル・ルエケがすごかった。彼はソロもだしてるんだな。17拍子なのかな、変拍子の「ウォーターメロン・マン」とか。アンコールはロックイット/カメレオンでした。
 

Heritage

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Mwaliko

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Karibu

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リヴァー~ジョニ・ミッチェルへのオマージュ

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