カイン
なぜか中島義道本だけが進行していくシリーズ。これは『孤独について』の裏版みたいな本だな。逆に言えば、ここまで書かないと気が済まないのか(母の死んだ日にとなっている)、それともこれが商売の一部と化しているのか。しかし、カインというのはうまいたとえだな。ま、まともに生きてたらみんな多かれ少なかれカインにならざるをえないと思うけど。そういえば、有島武郎に『カインの末裔』という小説があったがあれどんな話だっけ。
- 作者: 中島義道
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/07/28
- メディア: 文庫
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- 作者: 有島武郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1980/05
- メディア: 文庫
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