ローズマリーの赤ちゃん

 映画館では初見。以前みたときと違ってホラー映画なのにいたるところに笑える場面が散らばっていることに気づく。カサヴェテスはちょっとした余計なことやってそれが結構あとに効いてくる。あれ即興なんだろうな。また、それまでの作品に見られたようなちょっとしたシーンが挿入される。この辺はポランスキーの趣味かな。趣味と言えば金髪でしょうが、あの髪型はヴィダルサスーンだったのですね。というわけで『反撥』、同様ミア・ファーローの主観に焦点を当てたホラーで、こういうの作らせるとポランスキーうまいなと思うのだが、渡米する前の作品の方が面白いと思ってしまう私の印象は間違っているのだろうか?
 

ローズマリーの赤ちゃん リストア版 [Blu-ray]

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