出会い

 これもおさらい。困ったことに原書が手元にない。ともかく、この本の前半「ゲームの面白さ」は、ジンメルの社交論を出会いに拡張しながら、その出会いを社交に類比されるようなゲームをモデルにして考えるというトリッキーな書き方の本なんだな。その辺りが昔よく分かってなかった。なんか、素朴に社交論をゲームに拡張してるように読んでた。他方で、すでにガーフィンケルのトラスト論文への参照指示があり、さらに、かなりベイトソンフロイトに言及されている。

出会い―相互行為の社会学 (ゴッフマンの社会学 2)

出会い―相互行為の社会学 (ゴッフマンの社会学 2)

Encounters: Two Studies in the Sociology of Interaction

Encounters: Two Studies in the Sociology of Interaction