仕事で遅れていったので残念ながら米朝師匠の思い出を聞くことができなかったけど、それをマクラにやったのが「山号寺号」に「巌流島」。で、「井戸の茶碗」。多分、2回目だと思うけど、談春の場合屑屋の組合でというような話は飛ばしてしまうし、もともとは嫁御にしてはというのは大家が言い出すことではなかったかと記憶するが、これは他の誰かを聞いた時に確かめよう。いずれにせよ、談志を死あるいは、30周年を期に談春はいささか芸風を変えてしまった。あのリズミックで心地よい見事な語り口を犠牲にしてでも、屑屋に理屈をごねさせ千代田に説教をさせてしまう。でも、それもまた好きだったりするんだよね。というわけで、この先、談春がどうなるかはやはり目が話せない。
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