『バオバブの記憶』

 バオバブというとまず『星の王子さま』を思い出してしまうのだが*1、これはセネガルの話*2バオバブの樹が信仰も含めて村人の生活にどれだけ結びついているかを追いかけたドキュメンタリー。もちろん、裏側にはセネガルでも都市化が進んでバオバブの樹が切られているということが背景としてある。バオバブってこんな感じの樹なのですね。ここにある種の聖性が見出されるのはよく分かると思った。

*1:ずっとこの訳で読んできて、

星の王子さま (岩波少年文庫 (001))

星の王子さま (岩波少年文庫 (001))

倉橋訳が出たので読んでみたら、あれこんなところあったけという感じだった。
新訳 星の王子さま (宝島社文庫)

新訳 星の王子さま (宝島社文庫)

さらに野崎歓訳も出てますな。
ちいさな王子 (光文社古典新訳文庫)

ちいさな王子 (光文社古典新訳文庫)

以前、おフランス語の勉強の一環として原書を読んでみたら、「大切なものは目に見えない」というときの「大切なもの」ってl'essentielが原語だった。

*2:それから、オーケストラ・バオバブといのもありましたな。これもオススメ。

スペシャリスト・イン・オール・スタイルズ

スペシャリスト・イン・オール・スタイルズ

こちらに来て間もない頃、可児までライヴにでかけていったのを思い出す。