古寺巡礼

 こういう本は学生時代に読んでおくべきなんでしょうな。必要があって今頃読んでる。しかし、いま読むと奈良時代平安時代の連続ないしは不連続というか、和辻の藤原時代嫌いがはっきり出ていますな。一方で、日本と朝鮮の差もはっきりつけたがっている。引用はそうした本題とはまったく関係のない必要上のメモです。「茶室のほかに座敷が二間、二階一室で、坪数はわずかであるが廊下や一畳二畳の小間が巧みにあしらってあって、心理的には非常に広く感じさせるようにできている」(27頁)。
 

古寺巡礼 (岩波文庫)

古寺巡礼 (岩波文庫)

 なんと初版の方も文庫化されていた。こういう文庫化はいいですな。 これはどういう本なのでしょう?
イタリア古寺巡礼 (岩波文庫)

イタリア古寺巡礼 (岩波文庫)

 
 いまこれに相当するものがあるとすればこれなんですかね。仏像はセクシーだ。
見仏記 (角川文庫)

見仏記 (角川文庫)

見仏記〈2〉仏友篇 (角川文庫)

見仏記〈2〉仏友篇 (角川文庫)

見仏記〈3〉海外編 (角川文庫)

見仏記〈3〉海外編 (角川文庫)