2016-10-12 プラトン 読書 コイレのプラトンってずいぶん昔読んだことがあったな。まず、メノン、プロタゴラスでは、徳性を教えることができるか、テアイトスで知識とは何かが問われ、トラシュマコスの「正義論」が紹介され、プラトンの理想国家論が展開される。プラトンにとって善き国家とは善き人間が生きることのできる場所であり、国家の堕落も人間の魂のどの部分が支配的になるかによって説明される。国家と人間を評価する原理は同じなわけだ。 プラトン 作者: アレクサンドル・コイレ,川田殖 出版社/メーカー: みすず書房 発売日: 1972/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る