ポランスキーの新作。こどものけんかに親がでるとはよくいったものだが、「おとなのけんか」というのはうまい邦題の付け方。しかも、邦題の付け方がうまいというだけでなく、最近のポランスキー作品ではいちばん面白いのではなかろうか?映画の時間の進行と出来事の時間の進行が同じで、しかも、出来事が基本的には一つの部屋でのやり取りで進んで行くというけっこう難度の高い条件下でコメディやってる。もっとも、既婚者には身に覚えがありすぎてコメディとは思えないかも。いずれにせよ、これ、役者の力が大きいよね。で、ケイト・ウィンスレットのあれが転回点になってる。
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