何となくジョージの曲ってベスト盤で済ませてしまってきたってところがあって、実はこのアルバム、傑作とされていることは重々承知しながらも、最初から最後まで通して聞いたことがなかった。まあ、この作品にかぎらずジョージの作品ってわりと入手しにくかったということもあるのだけれど。再発されたときも、たしか萩原健太氏の番組の特集を聞いてそれでよしとしてしまったような---。
で、今頃買って聞いているのだが、ビートルズとデレク&ザ・ドミノスが混ざったような感じで、これがとってもいい。「マイ・スウィート・ロード」や「ホワット・イズ・ライフ」だけじゃなくて、すべての曲がいい。まあ、ジャム・セッションはちょっとというのはあるかもしれませんが。ほんとにビートルズ時代にたまっていた思いのたけをぶちまけたって勢いを感じる。しばらくは、これがヘヴィー・ローテーションになりそうだ。でも、できればジョージの生前に聞いておきたかったなー。
オール・シングス・マスト・パス ?ニュー・センチュリー・エディション?
- アーティスト: ジョージ・ハリスン,ボブ・ディラン,マーティン&コールター
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2001/01/24
- メディア: CD
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