矢野顕子「さとがえるコンサート」

　こちらで勤め始めた２年目あたりに、年末に矢野顕子のコンサートへ行き、とっても満足。これから毎年アッコちゃんのコンサートで年末を締めるんだと固くこころに誓ったはずなのだが、それ以降なぜか「さとがえるコンサート」の日は、必ず仕事がかぶって晩の見通しがたたない。ところが、どういうわけか今年は仕事がかぶっていない。おまけに、バックにマーク・リーボウが来るというではないか（ジョン・ルーリーとラウンジ・リザーズをやっていた人です）。ちなみに、新作のプロデュースはＴ・ボーン・バーネットだ。これは期待大。
　とういうわけで、６年ぶりだか、７年ぶりだかで念願の「さとがえるコンサート」再訪。期待通り、この面子をバックにやるのはすっごくよかった。もちろん、お馴染みの弾き語りも、マーク・リーボーとの掛け合いもサイコーだったけど、アッコちゃんにかかれば、ツェッペリンもドアーズもかたなしという感じで料理されてしまう。このバックなら名盤『Japanese Girl』から何かやってほしいなと思っていたら、アンコール前の最後に「ラーメン食べたい」に続いて「ふなまち唄」をやってくれました。ボクは「おーっ」というわけで、この点でも満足。しかし、オーディエンスのリアクションはあんまりよくないというか、全体的に大人しかったよ。『Japanese Girl』から来たらふつう盛り上がるでしょう？来年は行けるかな。そして、来てくれるかな。

akiko

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JAPANESE GIRL