棒ふり

 テレメンで、小澤征爾が若手の指揮者に「棒ふり」の指導をするというドキュメンタリーをやっていたのだが、これが面白かった。言われてみれば当たり前とはいえ、オーケストラの音を合わせるためには、まず指揮者の息と演奏者の息をあわせなければならない。小澤がこれを伝えようとするのだが、そのとき彼が試しに出してみせる音と指導を受ける弟子が出す音の迫力がまったく違う。えっ、こんなに違うものなの?それに練習風景を見つめる小澤の表情がまたスゴかった。
 ここでの出来事。
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