2010-08-19から1日間の記事一覧

セラー・ドア・セッションズ

この間、この6枚組を聞きながら一連の本を読んできた。Live Evilのもとになったヤツですね。 ザ・セラー・ドア・セッションズ1970アーティスト: マイルス・デイビス,ゲイリー・バーツ,キース・ジャレット,ジョン・マクラフリン,マイケル・ヘンダーソン,ジャ…

集列性と集団

この辺りの本を読んでいるとどうしてもサルトルの「集列性」の話が思い起こされてくる。『弁証法的理性批判』を括るのは手間がかかるのでとりあえず解説本から。 ・集列体「さしあたり集団が第二の存在である集列体と区別されねばならぬ点は、後者が個人たち…

ベケットと「いじめ」

かなり昔のある少年を自殺させるに至ったいじめ事件の分析が演劇論にもなっているという秀作。なぜか、あまりこの業界で言及されているのをみたことがない。いじめ本シリーズの最後に、再刊されたこの本を再読。問われているのは人間関係のなかで起こってく…