解説書なのに、この本を読むのにも体力いるな。
つながりをリノベーションする時代
繋がりをリノベーションする時代
かなり前になりますが、御恵投ありがとうございます。読んだら礼をと思ったら、一年半たってしまいました。今年はテキストにしてゼミ生と読んでいます。教科書としてはこれまでのものとは一風変わっているところが、学生に受けているようです。ただ、デフレ/定常経済と安易に言われてしまうとこなどいささか違和感があるところもあり、それも含めて教材として使っていきます。
つながりをリノベーションする時代-〈買わない〉〈恋愛しない〉〈働けない〉若者たちの社会学
- 作者: 田所承己,菅野博史
- 出版社/メーカー: 弘文堂
- 発売日: 2016/12/26
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
プレカリアート
いささか古い本だが、そのとき一番手当てされなければならないのは世代間の不公正を一番背負わされているロスジェネ世代である。
プレカリアート―デジタル日雇い世代の不安な生き方 (新書y)
- 作者: 雨宮処凛
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2007/10
- メディア: 新書
- 購入: 2人 クリック: 59回
- この商品を含むブログ (38件) を見る
そろそろ左派は〈経済〉を語ろう
経済学についての立ち入った話はないが、それは松尾さんの他の本を読めばいい。簡単には
・財政赤字を考えるときは一般会計だけでなく、特別会計の剰余金と日銀の黒字分も合わせて見よう。
・日本がギリシアはみたいにならないのは、赤字国債の発行額が国民の総貯蓄額を下回っているので、海外の投資家が買い叩こうとしても国内で買い支えることができるから。
・さらに、GDPの成長率が国債の利子率を上回れば必ず借金は返すことができる。必ず返済できるのだから、そのかぎりにおいて、借金は永久に返済を先延ばしすることができる。
話を戻すと、しかし、しかし、金融財政政策においてアベノミクスが他党に比べて一番マシで、どこをいじればいいかといった話をすると、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いじゃないが、猛烈な罵声を浴びせられたことがある。ネトウヨ、クソは殲滅、ごきぶり。で、アベノミクスは、ネオリベだとか、国家社会主義だとか分けの分からないこと言ってる。代案もないか、あっても定常経済。どうやって貧困問題解決するんだよ。短期的な経済成長と中長期的な経済成長の区別くらいしてくれよ。沖縄をめぐる話になるとネトウヨからパヨク呼ばわりされるが、屁理屈ごねようとする分だけヤツらの方がまだまし。この救いようのなさはどうしたものだ、というところにでたのがこの本だ。さて、どうなることやら。
不況は人災です! みんなで元気になる経済学・入門(双書Zero)
- 作者: 松尾匡
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2010/07/07
- メディア: 単行本
- 購入: 17人 クリック: 479回
- この商品を含むブログ (22件) を見る
シネマ/レトロスペクティヴ
シネマ~ホルガー・シューカイ・レトロスペクティヴ【英文ブックレット + 日本語解説付き】、【完全初回限定生産盤】
- アーティスト: ホルガー・シューカイ
- 出版社/メーカー: Pヴァイン・レコード
- 発売日: 2018/05/09
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (1件) を見る
P P Arnold
何で今頃発売されたのだろう?裏表紙に書かれたアルファベットが小さすぎて読めないよ。もちろん、歌はよいです。