古代大和朝廷
あの宮崎市定が日本古代史の本を書いてる、と書いて驚きを共有してくれる人はどれくらいいるのだろう。でも、たしかに最古の「日本」にかかわる文献は「中国」のそれによるしかなわいわけだし、そうした視点から書かれると、中国や朝鮮半島の動きとあわせて日本史を考えやすくなる。たしかに、天皇と皇太子は同じ「皇」でも読み方が違うんだろう?面白い、けどわりと思い切った議論も展開されている。宮崎御大によれば、卑弥呼は神功皇后のことである。この本がどういう評価を受けているのかは知らない。
- 作者: 宮崎市定
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1995/09/01
- メディア: 文庫
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