これまでの続き。しかし、林羅山にせよ、中江藤樹にせよ山崎闇齊にせよ。どうして、江戸の初めの儒学者は儒教と神道の結合をはかろうとしたのであろう。和辻は例えば山崎闇齊を「わが国の第一期のにおける天皇尊崇の伝統を、素朴な神話的な表現から、理論的な表現に移し、第一期におけるよりも一層強い力をもって主張したものといわなくてはならない」(236頁)と評価するのである。
- 作者: 和辻哲郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2011/08/19
- メディア: 文庫
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こんな図が熊野神社でヒットしたのだが、
http://www.imakumanojinja.or.jp/media/myweb1014006.pdf