和辻哲郎

 前半読んでみるに、伝記にからめて和辻倫理学を論じるというスタイルで、どうもエッセイ風な話で終わりそうな予感がするのだが(とくにサブタイトルが不安を煽る)、それが外れることを祈りたい。しかし、原稿が書けないのはオレのせいじゃない。といっても、他人様には通用しないのがこの世でありますな。「オレは決して原稿が書けない人間じゃない。ただ、考えが甘いだけ」(元歌当ててみろ)。

和辻哲郎―文人哲学者の軌跡 (岩波新書)

和辻哲郎―文人哲学者の軌跡 (岩波新書)

 
リクエストにお答えして、

ビートルズ商売の阿漕さよ。繰り返し言う、ビートルズは公共財である。