長良川ド根性

 この土地で働き始めた一年目の夏、仕事が一段落ついたところであの悪名高き長良川河口堰を見ようと桑名まで出てかけていったことがある。最後の「公益とは何か?」という言葉は重い。長良川河口堰、昔は地域の経済発展のために必要だと散々なこと言われて言いなりになって、今は必要がないと言い出して意見を聞いてくる行政。だったら、その間に振り回された民衆はどうなるのさ。まずは、責任をとるべきは行政だろうよ。大村さん。国政云々してる場合じゃないよ(それから、元秘書の件と県庁の間の件はどうなったの?)。でも、困ったことに似たようなことがどこにでもありそうで。そして、日本の農政の駄目さがあらためて身にしみる。いくらTPPに反対しても、どうせ日本の農業は壊滅状態になるんじゃないの。やはり、われわれはどこまでも国民ではなく客分で生きるしかないのか。