勅使川原三郎「呼吸-透明の力」

 ひさびさにテッシーの舞台。基本的には、テッシーが開いているワークショップでやっていることを素材にして作品作ってるんだろうな。いちばん強調されるのは当然ながら呼吸。そもそも、互いの呼吸がよめなければ、複数のダンサーが踊るときぶつかってしまう。この辺は、以前、ワークショップをやったらしい高校生たちで構成した舞台でも同じことを感じた。ただ、全体的にちょっと長い。そういうシーンがあまりに続くとちょっと学芸会っぽくなってしまう感じがする。その一方、テッシーや佐東さんがカラダを動かすとそれだけでまったく違ったものがあらわれるんだなー。