締め切りに追われる身なのに、ブライアンも加わったビーチボーイズのチケットをふいにすることもできずライヴへ行く。前座はなんとアメリカ。これだけでも聴きに行く価値があるというのに、そして、こちらはビーチボーイズと違って声が生きていた。で、ビーチボーイズ。
ウィルソン兄弟はブライアンだけとはいえ、オリジナル・メンバーのそろったビーチボーイズである。もちろん、ビーチボーイズを聞きに行くのに予習は要らない。どの曲も、ところどころ歌ってました。前から9列目のど真ん中といい席がとれた。といっても、体育館クラスだから空席も目立つ。ブライアンのときだって厚生年金だったんだから(なくなってしまった。いま名古屋には中くらいのホールがない)。
しかし、ブライアンあんまりやる気なさそうだな、というか元気ない。かなりふとったし体ふらついてたぞ。もっぱら歌うのはマイク・ラブで基本的に彼が歌ってる。ブルース・ジョンストンはもうほとんど声がでないんだな。で、あとはアル・ジャーディンとブライアンが少々歌う。もちろん、ブライアンにはファルセットは無理だから、そのあたりはバックのメンバーがやる。
バックは、基本的には、ブライアンのソロのときのバックのワンダーミンツのメンバーが中心だが、選曲は、ジョンストン/マイク・ラブ組なのかな。やっぱり分かってる人はアイ・ゲット・アラウンドの手拍子の場所を知ってる。グッド・バイブレーションが出てきたらもう終わりな気分なのに、そのあとカリフォルニア・ガールズやオール・サマー・ロングやって、この辺がしめかなと思ったら、さらにヒット曲メドレーやって、バーバラ・アンでは無理矢理ブライアンにベース持たせて、アンコールはココモ。
ブライアンが、ココモ歌うのかと思ってみてたら、最後にちょっとだけ口が開いた。で最後が、ファン・ファン・ファンなのか。私としては曲順にちょっと違和感があったし、もう声も出ないのだが、それでも現時点でのブライアン入りのオリジナルのビーチボーイズにはやはり満足。萩原健太氏も遠征してました。
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