ハイデガーついでにドレイファス&ドレイファスの寄稿した論文を読んでみる。「なぜ道徳的経験を判断と同等とみなすのか。倫理的ふるまいと同等とみなすのではなくて」(370頁)。何も言うことはありません。ギリガンの使い方がうまい。
人は日常的な行為を、それが正しいかどうか問うことによって問題にすることができるとしても、倫理的実践は、希求されている公正さについての抽象的で、普遍的な原理なしでも十分に機能しうるからである。他方、公正さの原理の方は、その適用のためには日常的な実践の全体に依存しているのである(402頁)。
- 作者: デヴィッドラスマッセン,David Rasmussen,菊池理夫,有賀誠,山口晃
- 出版社/メーカー: 日本経済評論社
- 発売日: 1998/11/01
- メディア: 単行本
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今日の夕刊の謎
あれだけの為替介入をやったのに、今日の円の対ドルの動向が新聞の一面には載らないのはどうしてだろう?ギリシア関連で対ユーロは出てるのだから、あわせて対ドルでも円の動向を載せいいはずだと思うが。まあ、為替のところを見ればどうなってるかは分かるのですが。