エッセンシャル・キリング

 いや映像迫力ある。一気に魅せられてしまい、思わず息苦しくなる。主人公はまったくしゃべらずそういう意味ではサイレント映画みたいなのだが、それが聾唖の妻に救われて砂漠ではなく雪原でというのはありそうもない美事な終わり方、その分だけ自然音が耳につく。この人だれだっけと思ったら、そうだヴィンセント・ギャロだったんだよね。