文芸時評での斉藤美奈子の発言。今月の文芸誌に多少は震災をめぐる言葉が載ったが、「多くはモゴモゴとした「文学的」な内省を語るのみ。文学の人は文学だけを追求してりゃいいんだよ、という態度は「文学村」の内部の言葉である点において「原子力村」と同質ではないか?」。ちょっとそんなもごもごを聞かされたもので引用してみる。
かつては、この小説が新聞に連載されていたが、いまそれが可能かと。
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それから、これ*1。
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http://www.counterpunch.org/karatani03242011.html
大江健三郎のle mondeのそれが思い当たる*3。
http://www.lemonde.fr/cgi-bin/ACHATS/acheter.cgi?offre=ARCHIVES&type_item=ART_ARCH_30J&objet_id=1151526#
http://blogs.wsj.com/japanrealtime/2011/03/18/kenzaburo-oe-japan-burned-by-the-nuclear-fire/
http://www.at-s.com/news/detail/100011007.html
*1:連想して、文学ではないけれど、いまあらためてこれを見てみるのはよいかと。
*2:http://twitter.com/#!/loveyassy
*3:大江健三郎がらみでは、この間に、沖縄での集団自決への軍の関与が裁判で認定された。http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okinawa/news/20110424-OYT8T00355.htm