いくつかの本を続けて読むと

 大庭さんのこの本を読みながら、複雑な思いを禁じえず

いま、働くということ (ちくま新書)

いま、働くということ (ちくま新書)

 それに比べるとあまりにあっけらかんとした、この本を読んで、
働く意味とキャリア形成

働く意味とキャリア形成

 それから、いまさらながらこの本を読むと
反貧困―「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書)

反貧困―「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書)

 とても、この2冊が同じ社会について語っているように思えないのだが。そもそも、キャリア教育がらみの本はいろいろ出てきたけれど、じゃあ、それに見合った仕事の供給先があるのかとか、どうやって創り出せばいいかって話はほとんど出てこないアンバランスがなんとも。そうか「社会」ってもうないんだっけ。