しつこいOCNからの勧誘

 ボクは電話での勧誘は絶対に受けない。そんなに重要な話なら書面で送れ(もちろん、住所は教えないよ)。相手が誰かもよくわからないのに、そんな話にのれるかよ。それってオレオレ詐欺と同じレベルの話だろ。断っても断ってもまたかかってくるOCNの振り込め詐欺対策とかいう勧誘、まともに相手をせずに切るのだが、いちいち本人確認されるのも不愉快だし、繰り返されるたびにこっちも比例して声をあらげざるをえなくなって不愉快。こういうことなのか?OCNのHPを見ても新しいサーヴィスを始めたなんて話はないしおかしいなと思ったよ。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1123249636
代理店にこっちの情報を流すのは個人情報の漏洩にはならないのかね?放っておくなら契約解除しよう。
 ちなみに、電話での勧誘のパターンはだいたい決まっているので、話を全部聞く必要はありません。まず、本当に言いたいことは絶対に最後まで言わない。今回のパターンなら、とにかくいろいろとながーい前置きがあって、最後に勧誘の話が来る*1。だから、前置きが始まったら全部聞かずに「用件は何ですか?」とか「勧誘の話でしょ?」等々と聞く。素直な人は「はい」とか答えてしまうけれど、たいていはこちらの質問には一切答えずに、ときには「勧誘ではありません」とまで言って、一方的に話を続ける(こちらは、「だったら結構です」と言って一方的に電話を切る)。今回の場合は、オレオレ詐欺だとかその手の話をふって不安を煽ったところで、このサーヴィスはどうですって話に落とすつもりなのでしょう(聞くだけ無駄なので、まだ最後まで聞いたことがないけど)。
 しかし、一方的に切るにせよ、向こうの話に一方的に付き合わされるにせよ、どう終わってもこのやりとりは後味のよいものにはならない。この手の勧誘は、明らかに、やりとりを一方的に打ち切るのがためらわれるという会話の終結問題を悪用している。このデータを集めると会話分析の論文が書けたりするのかしら。ボクはこの問題、基礎的信頼を搾取しているという話にもっていけそうな気がしているのだが。

*1:他に思いつくところでは、「いまお忙しいんですかー」等々、何をいってもオウム返しに「---なんですかー」みたいな調子で答えて、話を引っ張っていくパターンがあった。きっと、パターンのマニュアルがあるよ。