『ペルセポリス』の延長として*1。とにかく爆笑。とりわけ女性にお薦め。そして、男ならこれをどう読む?この話も抑圧された状況を生きる女たちのたくましさと括れるかな。しかも、彼女たちの方が意識のうえではわれわれよりもよほど自由な感じがしてくるから不思議だ。もちろん、それがイランの女性すべてというわけではないだろうけれど。でも、われわれはどんな場所でもちょっとした勇気があれば自由であろうとすることはできる*2、少なくともそのように考えられることは大切だ。ところで、刺繍とは何のメタファーでしょう?
- 作者: マルジャン・サトラピ
- 出版社/メーカー: 明石書店
- 発売日: 2006/06/29
- メディア: 単行本
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もっと翻訳でないかな。それとも原書に挑戦?フランス語らしいけど。
*1:http://d.hatena.ne.jp/Talpidae/20080128/p1
*2:そういえば、ネルソン・マンデラは投獄されたとき、毎日少しずつ看守に促されて歩くその歩みを遅らせていくことから始めたとか。ついでだが、ボクがマンデラのことを最初に知ったのは、ユッスーの歌もあったけど、たしかSpecial A.K.A.からだったのだ。