『ペルセポリス』

 朝から原稿書いてたんだから、もうアタマも働かないよ、夜ぐらいはよいだろうとペルセポリス。がら空き。でも、『テヘランで『ロリータ』を読む』のサブテキストとしてもオススメ*1。子連れも可。どこにでもいそうな女の子が、当然のことながら、イランにだっている*2。でも、タルコフスキーじゃなくて『ゴジラ』なのですね。それにアイアン・メイデン。学生時代、ベルリンの壁が壊れたことをきっかけに東欧へ行ったとき、東ベルリンで知りあったロシア人と、お土産に買ったであろう向こうのクラッシックのCDと、こちらが持ってきていたロックのCDをダビングしたカセット・テープを交換してあげたら大喜びしていたのを思い出した。しかし、ボクはイラン革命についてほとんど何も知らないのだということを改めて感じずにはいられなかった。さしあたり、どの辺から知識を入れればよいのだろう?

http://persepolis-movie.jp/

ペルセポリスI イランの少女マルジ

ペルセポリスI イランの少女マルジ

ペルセポリスII マルジ、故郷に帰る

ペルセポリスII マルジ、故郷に帰る

*1:http://d.hatena.ne.jp/Talpidae/20070816/p1

*2:パンフにあったインタビューから。「実写だと自分たちとは顔つきの違う登場人物たちが住んでいる遠い国の話になってしまっただろうから。良く言ってエキゾチック、最悪なのは”第三世界”の物語」。