・将来の国民年金への不安から未納者が増えていると言われているわけだが、じゃあホントのところ、保険料を納めるのは、お得なのか損なのか?未納は本当に問題なのか?
・年金制度を危うくする本当の要因は何なのか?そもそも問題があったのは、実は1973年の制度設計だった。また2004年の改正のように制度を再設計しても、少子化の影響は大きく、予測を外れればまた見直しを迫られる可能性もある等々。
・自分が支払った分に見合った額の年金が支給されるという意味で積立方式の方が確実な感じがするわけだけれど、積立方式と賦課方式はどちらが世代間の公平性を実現できるのだろうか?
など、基本的なところなのだが意外とよく分かっていない部分が検討されていてお勉強になりました。
- 作者: 盛山和夫
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2007/06
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