エリク・アリアーナ&コロンゴ・ジャム

 誰も知らないだろうけど、ボクは意外とアフリカ好きなのだ。気づいてみると、なぜか毎年アフリカがらみのイベントへ足を運んでいる。今年の夏も何かアフリカをとか思っていたら、Erik Aliana & Korongo Jamというカメルーンのグループが名古屋に来るということを知った*1。名前も聞いたことがなかったのだが、今日はわりとお勉強もしたし、気分転換もかねてTOKUZOに行ってみることにした。
 いやー、楽しかった。バラフォン、ギター、ベース、パーカッションなど、それぞれの楽器が違ったリズムを刻みながら、その反復が微妙に変化していく。それを聴いているとなんだかアタマがおかしくなりそうで、でも、そこまではいかない何とも言えない気分になる。スティーブ・ライヒはこれをミニマル・ミュージックに持ち込んだんだなとか思いつつ、この狂気すれすれすれの快楽に浸る。もちろん、客席とのかけあいもある。いやー、たまらんかったですよ。

*1:このスキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドという企画で来日したらしい。http://www.sukiyaki.cc/