和辻の議論とつきあわせてみるために、この本をひっぱりだしてみる。いや、この本面白い。古代文学前史として、土偶に仮面を見て取り、当然、これは祭式つまりは儀礼に結びつけられ、のちのち能にもつながるとされる。すると、和辻の議論とは違って埴輪の人…
百科全書的、博覧強記とも言えるし、肝心なことをもっと切れ味よくめとめてくれよとも言いたくなるカッシーラーの本。もし『シンボル形式の哲学』に挑んだらどんなことになるのであろう。まあ、同時代的にはこういうタイプの本が多いよなと思う。カッシーラ…
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