2010-08-14から1日間の記事一覧

『不登校ーその後』

書名にひかれてこちらも目を通してみたところ、前著でT・ハーシのボンド理論を引きながら指摘されていたことが改めて確認されており、「ごく些細なことをきっかけとして今のこどもたちが不登校に陥っていくのは、こうした社会や集団や関係構造へのつながり…

森田洋司『「不登校」現象の社会学』

いじめや不登校のことを調べていくうちにこんなことを考えることになるとは思わなかったが、http://d.hatena.ne.jp/Talpidae/20100812/p2の続き。 日本の「伝統」的な「公」の概念にのっとれば、階層をなした組織のより上位のものが「公」であり、より下位の…