サルトル 実存主義とは何か

　ふと手にとってみたのだが、これ読むなら『実存主義とは何か』を読めばよいんじゃないかと思った。あるいは、この辺の新書とか。カミュのことも出てこない。でも、とっかかりとしてはよいのかな。少なくとも、私がガキの時分はサルトルとボーボワール、そしてカミュぐらいの名前は知っていた。その前に、『実存主義とは何か』や『嘔吐』ぐらい文庫化しててもいいのに。そもそも、いまでも容易に手にはいるものなのだろうか。これまた、昔話だが、私が学生の自分には、サルトル全集や吉本隆明著作集が見切り品のコーナーにいくらもころがっていたものだが。それから、これを手始めに読んだっけ。

サルトル『実存主義とは何か』 2015年11月 (100分 de 名著)

実存主義とは何か

サルトル―「人間」の思想の可能性 (岩波新書 新赤版 (948))

新・サルトル講義―未完の思想、実存から倫理へ (平凡社新書)

実存主義 (岩波新書 青版 456)