権利のための闘争

 いま、この本は読まれているのだろうか。「権利のための闘争は権利者自分自身に対する義務である」。「権利の主張は国家共同体にたいする義務である」。「人格そのものに挑戦する無礼な作法、権利を無視し人格を侮辱するようなしかたで権利侵害に対して抵抗することは、義務である」(49頁)。
 

権利のための闘争 (岩波文庫)

権利のための闘争 (岩波文庫)