あらためて思い出してみれば前作『おとなのけんか』と同じ路線。最初に嫌みな感じの女が出てくるところまで(ポランスキーになにかあるのかな?)。演出家と押しかけでオーディションを受けにきた女優の関係が、脚本を読み合わせるなかでどんどん逆転していき、あいだにいろんな小ネタが挟まれ、最後は爆笑ものの結末を向かえる。二人だけで場所を一つに固定して映画の進行と実際の時間が重なって話が進んでいく。これを退屈させずに見せるんだからやはりこれは大したもの。マチュー・アマルリックはうまいなあ。とにかく、面白い。
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