立川志らく独演会

 最初に弟子のらくぼが「権兵衛狸」。まだ、田舎者のしゃべり口調はイマイチだな。しかし、これ「らくだ」の伏線になってる。で、志らくの中入り前は「やかん」、これ談志門下ではほかに誰が演るんだろう。志らくとしては、談志の継承というのはこの辺りにあろうかと。中入り後は、遠峰あこちゃんの唄とアコーディオン。で、「らくだ」。最近だとどうしても談春の「らくだ」の印象が強いのだが、志らくはサゲまでやる。談春のやり方だとサゲまでは行けないかな。くず屋が酔っぱらっていく過程を丁寧に描写して焼き場まで持って行く。さげはかんかんのうのう、と言っても分からないよね。実際に聞いてください。

雨ン中の、らくだ (新潮文庫)

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志らく第一集「無精床」「明烏」「らくだ」 [DVD]

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全国紙のジャーナリストはいなかったのでしょうか?

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/158025