マーク・リボウズ・ザ・ヤング・フィラデルフィアンズ

 本日掛け持ち。マーク・リーボウとジャマラディーン・タクーマ、ガルヴィン・ウェストンのとりあわせには、それほど驚かないけれど、それでフィリー・ソウルをやるというのはちょっと想像がつかない。失礼ながら、もう一人のギター、メアリー・ホルヴァーソンはお名前すら存じ上げませんでしたが、テクはもちろん、小柄な魅力的な女性でした。それから、日本人のストリングスが3人ついていましたが、いまいちマークと息があってない感じがありました。

 私はそれほどフィリー・ソウルに詳しいわけではないので、すべての曲の元ネタが分かったわけではありませんが、最初は、もとの曲が何かわからないくらいはちゃめちゃにやってくれましたが、その後は、わりとオリジナルのメロディーが分かるように、でも、かなり変えてやってました。

 印象的だったのは、メローな曲はわりと忠実にメロディーだけは再現しているのに、ガルヴィン・ウェウストンだけがはちゃめちゃなドラミングをしたところです。ものすごくハードなドラミングなのにそれが曲にあっている。ガルヴィンすげぇ。で、You Are Everythingでは終わりの方でヴォーカルまで披露しました。曲によっては、マークもタクーマも歌いましたが、ガルヴィンの声がとてもきれいだった。

 で、終わった後はメンバーそれぞれとちょっと話して、サインしてもらいました。マークが来たら必ず行くよ。だから、お願い。また、呼んで。

これは去年、来日したときのユニットです。

Live at the Village Vanguard

Live at the Village Vanguard

ユアー・ターン

ユアー・ターン